皆さん、こんばんは。今日は映画の話をしようかと思います。
単刀直入に言います。私、映画が好きです。映画は自分が体験できないことを体験させてくれます。
もし、自分がウサギだったら?海賊だったら?ヒーローだったら?そんな体験、絶対にできないでしょう?
今日はディズニー映画、ズートピアを紹介します!
ズートピアとは
2016年 アメリカ
監督:リッチ・ムーア、バイロン・ハワード、ジャレド・ブッシュ(共同監督)
制作元:ウォルトディズニー・ピクチャーズ
フルCGアニメーション
舞台は草食動物、肉食動物が平和に暮らす巨大都市、ズートピア!
田舎に暮らす、女ウサギ・ジュディが主人公。ジュディはサイ等の大型の動物が多い職業、警察官になりたいと願っています。しかし、周囲はウサギが警察官なんてありえないと、全く相手にしません。そんな彼女は猛訓練の結果、警察学校を首席で卒業し晴れて警察官となりました。そして、巨大都市ズートピアで様々な事件に巻き込まれ、草食動物・肉食動物共存の闇へと関わっていくのです。
箱庭都市、ズートピア!
まず、感想の前に巨大都市ズートピアについてお話したいです。
制作陣は当初、ズートピアを動物の種類ごとに区分けすることを考えていました。しかし、実際にアフリカで野生の動物に触れ合い観察すると、環境によって様々な動物が共存していることに気がつきました。
そんなズートピアは東京、ニューヨークなどの市街地地区、極寒のツンドラ地区、熱帯雨林地区、砂漠地区など環境によって区分けされています。
また、非常に面白いのがネズミなどの小動物地区にジュディが侵入するシーンです。ネズミは非常に小さいので彼らのサイズにあったマンション、アパート、道路などが整備されています。そこにウサギが迷い込んだら町中は大混乱!見応えのあるシーンです。
他にも共存という意味で面白いのは、ジュディがズートピアへ向かう際に乗る特急です。一つの車両にドアが3つあります。小動物用、中動物用、大動物用です。そのデザインが非常に魅力を感じます。ぜひ、注目してください!
ズートピア:実は大人向け?
ディズニーの映画というとパイレーツオブカリビアンやトイストーリー等、大人から子供まで楽しめる映画ですよね。ズートピアも例外ではありません。
しかし、物語が進んでいくとズートピア内で肉食動物は危険。排除すべきだ!という展開になっていきます。表面上は草食動物、肉食動物共に共存しているように見え、心の奥底では疑念を抱いている。それが表に出てしまえば社会的混乱を招いてしまう。
人間に置き換えると人種差別や過去の歴史的経緯による対立について考えさせられます。このような視点を草・肉食動物を題材にして世の中に投げかけているのは、製作陣の方々は実に見事だと感じました。
ズートピア:隠れオズワルド?隠れミッキー?
実はこの映画、随所に隠れディズニーキャラクターがいます!
電車の模様、アイス、壁の落書きなどなどあちこちに隠れています。なんとオズワルドもいるとか!
私は特典映像の内容しかわからなかったですが、皆さんはいかがでしたか?また、これから観る方も注目してみてください!
ズートピア:中毒性のある主題歌 トライエブリシング
どうしても音楽にも触れたかったです。この映画の主題歌「TRY EVERYTHING」絶対に聞いてくださいね!この曲、ジュディが最初にズートピアへ訪れる際に流れます。この曲が流れながら巨大都市、ズートピアの風景が映るシーンはこの映画一番の見どころだと思います!
また、エンディンの時の動物のアイドルがライブで歌うシーンでも流れます。PVみたいでかっこいいです!
映画を観た後、CD借りちゃいました!
イラスト@ズートピア
今回もNatsu氏のイラストを掲載します!
・ズートピアに出てくる特急列車は人参にしました。この特急列車はジュディでもあります。
・ジュディの職業警察はパトカーで表現しています。
・背景を黄色にした理由は楽しい雰囲気を表してみました。
・イラスト上部の水色や赤や茶色やグレーの部分はズートピアの街の雰囲気を出してみました。暗い色を使っているのは映画のダークな側面を表現しています。
・右上の青紫の部分はニックです。詐欺師なので怪しげな色を使っています。
・足跡はジュディとニックが事件を捜査しているような感じを出しています。
・紫の花は事件の核心をつく花です。
さいごに
今日はズートピアについて紹介しました。大人から子供まで楽しめる素晴らしい映画です。また、都市の作りの細かさ、ストーリーの起承転結、展開のスピードなど全てにおいて最高峰だと感じます。ぜひ観てくださいね!
では、また!