はじめに
みなさん、こんにちは、こんばんはNatsuです。
みなさんはプーさんというキャラクターをご存知でしょうか。
プーさんははちみつが大好きで、おっとりとした性格の熊のぬいぐるみです。
東京ディズニーランドには映画『くまのプーさん』のお話を基に作られた「プーさんのハニーハント」というアトラクションがあります。
絵本の入り口を抜けると中には映画『くまのプーさん』のお話が書かれたページが現れます。私たちはまるで絵本の中にいるような体験ができます。
アトラクションを体験するためにハニーポットというはちみつの壺のような乗り物に乗り込みます。プーさんのお話に登場するかわいいキャラクターと一緒に世界を巡るというアトラクションになっています。
アトラクションに乗れば、プーさんたちと旅をしているような気分を味わえますよ。
上の写真の星マークの場所にプーさんのハニーハントがあります。
Qラインに並んでいる間も蜂の羽音がプーさんの曲になっていたり、クリストファーロビンの部屋があったりと、映画の世界を充分に味わえるおすすめのアトラクションです。
現在(2021/1)はスタンバイパスが対象となっているため、アトラクションに乗る際はスタンバイパスの取得が必要です。
公式アプリからスタンバイパスはとれます。
公式アプリに関する記事も書いておりますので、良ければ参考程度にお目通しお願いします。
今回はそんなプーさんがでてくる実写版の「プーと大人になった僕」を紹介いたします。
キャラクターのプーさんが好きな人もアトラクションが好きな人もきっと楽しめる映画になっています。
①実写版「プーさん」とは?公開年、興行収入、制作構想など
②実写版「プーさん」:ストーリー、登場人物
③実写版「プーさん」:3つのみどころ
④実写版「プーさん」:3つのおすすめシーン
実写版「プーさん」とは?:公開された年、興行収入、制作構想など
映画実写版「プーさん」の英語版タイトルは『Christopher Robin』(クリストファーロビン)とつけられました。日本版では『プーと大人になった僕』になっています。その名前の通りクリストファー・ロビンが主人公の映画です。
映画『プーと大人になった僕』はアラン・アレクサンダー・ミルンが書いた小説『クマのプーさん』とウォルト・ディズニー・カンパニーが制作したアニメ版『くまのプーさん』が原作の映画となっています。
※アニメ版の詳しいストーリーは『くまのプーさん完全保存版』という作品で知ることができます。
アメリカ、日本ともに2018年に公開されました。
Wikipediaによると、アメリカでは映画の公開後、週末に興行収入ランキング初登場2位になったそうです。
日本での興行収入は24.3億円だそうです。
制作ー構想ー
2015年4月2日、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズは『くまのプーさん』のキャラクターたちを登場させた実写映画を製作すると発表した。『マレフィセント』や『アリス・イン・ワンダーランド』、『シンデレラ』同様、必ずしも原作に忠実な形で実写映画化されるわけではないとも発表された。2016年11月18日、正式なタイトルが『Christopher Robin』に決まり、マーク・フォースターが監督に起用されたと報じられた。2017年3月1日、トム・マッカーシーが脚本のリライト作業を行っているとの報道があった。
実写版「プーさん」:ストーリー
実写版『プーと大人になった僕』を観て自分なりにストーリーをまとめました。
アニメ版『くまのプーさん』からその後の話で、クリストファー・ロビンが大人になってからの物語です。
プーとお別れしたロビンが成長していく物語は、冒頭のナレーターの語りで詳しく知ることができます。
ロビンは結婚し娘と3人で楽しく暮らしていましたが、仕事の負担が増え、家でも仕事を抱えるようになります。そのことが続き、次第に家族との関係がうまくいかなくなってきます。
週末に3人で出かける約束も締め切りの課題をやるために行くことを諦めます。
仕事を優先しすぎて妻や娘と気持ちのすれ違いが生じ、家族との関係がますます悪化していきます。
妻と娘が出かけた直後、幼い頃に遊んでいたプーに再会!
プーは消えた100エーカーのともだちをロビンに助けてもらいたくて、100エーカーの森から一人で会いに来たのです。
ロビンは締め切りがせまる仕事に追われていました。せっかく出会うことができたプーと話もロクにせず、自分の仕事をやり続けます。しかし、プーに次から次へと面倒をかけられ、ついに我慢の限界に!
ロビンは幼い頃に行った100エーカーの森へプーを帰すことを決め、出かけます。
100エーカーの森にプーを連れて行ったロビンはうまく仕事が進まないストレスからプーを突き放してしまいます。
自分のことをせめたプーはロビンから離れてどこかへ行ってしまいます。
ロビンは消えたプーを探しに100エーカーの森を探索、そこでイーヨー、ティガーやルー、ラビットなどかつて遊んでいたなかまたちと再会します。
森のなかまと関わることで徐々にこども時代のことを思い出していくロビン。
ロビンはプーや100エーカーのなかまたちのおかげで、自分に何が必要だったかに気づきます。
クリストファー・ロビンに必要なこととはいったい・・・?
実写版「プーさん」:登場人物
実写版プーさん『プーと大人になった僕』の登場人物を紹介します。
『くまのプーさん』の歴史や作品情報などはディズニー公式ページをご覧ください。
クリストファー・ロビン
映画の主人公。
幼い頃に父は他界。全寮制の寄宿学校に通うため、プーと離れ離れになった。
大人になったクリストファー・ロビンはウィンズロウ商事の鞄部で働いている。
真面目で仕事熱心のサラリーマン。常に書類を持ち歩いている。仕事を任されたら断れないタイプ。仕事以外には鈍感?絵を描くのが好き!?
妻がいて娘が1人。家族を大事にしていたはずだが、仕事を優先しすぎて関係がどんどん崩れていく。
関係を修復するキーポイントはロビン自身の鞄!?
「クリストファー・ロビン」を演じたのはユアン・マクレガーさんです。実写版『美女と野獣』でルミエールを演じた俳優さんです。
実写版『美女と野獣』についての記事も書いておりますので良ければお目通しお願いします。
クリストファー・ロビンは大人になるにつれ、こどもの純粋な心を忘れていってしまいます。
大人になったロビンは『メリー・ポピンズ・リターンズ』の登場人物マイケル・バンクスのように仕事に一途で現実主義的な性格でした。
映画『メリー・ポピンズ・リターンズ』の感想をまとめた記事も書いております。
良ければ参考程度にお目通しお願いします。
イヴリン
クリストファーロビンの妻。家族3人で楽しみながら過ごすことに喜びを感じている。
ロビンの遊び心あふれる性格が好きなようだ。仕事熱心すぎるロビンと日に日に話をすることがなくなり、気持ちがすれ違っていく。
娘のことをとても大切に思っている。今までのように思いっきり遊ぶことができなくなってしまう娘のことを心配し、寄宿学校にいれるべきか悩んでいる。
マデリン
ロビンとイヴリンの娘。優しい性格。父と遊べないことを寂しく思っている。
父にやるように言われた課題(勉強)を毎日真面目にこなし、父に認めて欲しいと思っている。
寄宿学校に行くように言われているが、本当は行きたくない様子である。その気持ちを内に秘めたまま悩んでいるようだ。
思いっきり遊んだことはなさそう。
プーや仲間たちのことを以前から知っている!?
プー
熊のぬいぐるみ。ロビンと同じようにプーさんも年をとっている!?
ロビンと大の仲良しで親友。ロビンと離れ離れになったことを寂しく思い、ロビンのことを気にかけている。
おっとりとした性格で発言も行動もゆっくり。
お腹がすくとお腹の時計がなると思い込んでいる。はちみつが大好き。
100エーカーの森のともだちとは仲良しでともだち思い。ピグレットと一緒にいることが多い。
考える木のところで考えるのが日課。
ピグレット
小豚のぬいぐるみ。体が小さく臆病。プーと一緒にいることが多い。優しい。
「どうしよう」といつも心配してばかり、自信がなさそうにおどおどしている。
ティガー
虎のぬいぐるみ。自分のことを「俺様」とよぶ。跳ねるのが大の得意。
できないことはないと考えるプラス思考でお調子者。少し臆病。
おしゃべり好きで文字が読める!?
ティガーがロビンの鞄に詰めたもののおかげで何かが変わる!?
鞄に詰めたものとは・・?
イーヨー
象のぬいぐるみ。のんびりやでおっとりとした性格のため、歩き方も話し方もゆっくり。
あまり動くのが好きそうではない。
枝を集めて家を自作。いつもマイナス思考な考え方をしている。
カンガ、ルー、ラビット
右側からカンガ、ルー、ラビット。
カンガとルーは親子でカンガルーのぬいぐるみ。カンガは母親らしい穏やかな性格。
ルーは派手なことや思いっきり遊ぶことが好きで明るい性格。
ラビットはうさぎのぬいぐるみ!?真面目でやさしいが頑固。「〇〇じゃろう」というようなことばを使っているので、実は結構年より!?
他に鷲のオウルというともだちも登場します。
容姿はぬいぐるみではなく、本当の鷲のよう!実際に確認してみてください。
実写版「プーさん」:3つのみどころ
みどころ①アニメ版と同じ楽曲が聴ける!?
実写版にはアニメ版にも登場した音楽が登場します。
①プーさんのテーマ曲:「Winnie the Pooh!」
②おいっちにい体操:「Up, Down & Touch The Grounds 」
③ティガーの曲〜俺様はティガー!〜:「The Wonderful Thing About Tiggers」
アニメ版『くまのプーさん』と同じ楽曲が映画の中で使われていました。
みどころ②アニメ版の懐かしさを感じるキャラクターたちが登場!?
アニメ版『くまのプーさん』に登場したキャラクターにまた会えます!
少しクラシックプーのようにレトロな雰囲気でしたが、性格や容姿はそっくり。
DVDの特典映像でもキャラクターに対する制作者のこだわりポイントが紹介されていますよ。ぜひ、確認してみてください。
日本語吹き替え版で観ましたが、どのキャラクターの声もそのままのように感じました。こども時代に観たアニメ版の懐かしさを感じられました。
みどころ③実際にぬいぐるみが動いているような撮影技術を使用!?
映画では実際にぬいぐるみを使用して撮影をしていたそうです。
ぬいぐるみを実際に使用することでリアリティーがでて、物語により入り込めます。
ぬいぐるみを使ってアニメのシーンを再現する技術は製作者の膨大な労力を感じ、アニメ版『くまのプーさん』を愛する製作者の思いが伝わってきました。
詳しくはDVDの特典映像をご覧ください。
実写版「プーさん」:3つのおすすめシーンは?
映画にはほんわか、ほっこりするシーンがたくさん!
おすすめシーンを3つ選んでみました。
①ロビンの娘:娘(=マデリン)がプー、ピグレット、ティガー、イーヨーと会うところ
テニスラケットに風船がついているのを発見した娘(=マデリン)はひとりテニスを始めます。その時にロビンが忘れていった鞄を届けに来た100エーカーの森のなかまたちと出会います。実際に会ったら、こんな感じだろうなと言うように共感できました。
またその時のシーンではティガーが「俺様はティガー」という曲をうたうので、必見です。
②ロビンが妻(=イヴリン)に100エーカーの森のなかまたちのことを熱弁するところ
ロビンがいなくなった娘(=マデリン)を探しに妻(=イヴリン)の車に乗って、100エーカーの森で会ったなかまたちの性格を彼女に話すシーンです。
こどもの頃の思い出を思い浮かべ、ワクワクした気持ちを取り戻した瞬間、いきいきと嬉しそうに話すロビン。このシーンは物語の重要なシーンでもあります。
その後、車の窓に100エーカーの仲間たちがあらわれます!実際に観て確認してみてください。
③ロビンの家族が100エーカーの森でピクニックするシーン
クライマックスでプーたちとたのしくピクニックをするシーン。
娘(=マデリン)がティガーとジャンプをしたり、妻(=イヴリン)がイーヨーにお茶をいれたり何気ないことをして楽しんでいます。
話をしたり、動いたりするぬいぐるみたちとピクニックをすることは実際にありえないことですが、とっても夢のあるシーンでほんわかしました。
さいごにプーとロビンがアニメ版にもあった「プーのおばかさん」と言うシーンもありますよ。
『くまのプーさん』ファンにとっては嬉しいセリフでした。
息抜きしたい人におすすめ!
日常生活で大変な毎日を送っている方、たとえば、仕事で上司に怒られて落ち込んだり、家事におわれて疲れていたり・・・。ストレスになっていた毎日からリフレッシュしたいと思うことはありませんか。
そんな時にこの映画がオススメです!
プーさんや100エーカーの森のなかまたちのほんわかした性格に癒されたり、こどもの頃に観ていたアニメ版『くまのプーさん』の非日常の世界を懐かしんだりしてみてはいかがでしょうか。
映画ではプーさんが部屋をめちゃくちゃにしたり、「静かにしていてね」や「ここで待っていてね」というロビンの言葉をきかずにプーさんが自分の思うままに行動したりするシーンがありました。ロビンが感じたように自由気ままなプーさんにイライラを感じる場面でもありますが、悪気がないプーさんの性格を知ることで愛しく感じてきます。
映画を最後まで観るときっと心が暖かくなりリラックスできるはずです。
映画の長さは104分と2時間かからず比較的気軽に観られるところもおすすめポイントとなっています。
実写版「プーさん」日本語吹き替え声優とは?
写真はクリストファー・ロビン役のユアン・マクレガーさんが日本に来日した時の様子です。一緒に写真を撮った方は日本語版吹き替え声優をつとめた俳優の堺雅人さんです。
気になった方はぜひ、日本語吹き替え版もご覧ください。
さいごに:イメージ画像を描いてみました!
いかがでしたか。今回は『プーと大人になった僕』を観てまとめてみました。
今回、実写版を観て、イメージ画像を自分なりに描いてみました。
上のイメージ画像の背景は100エーカーの森のイメージです。
ロビンをイメージする鞄を中央に描きました。全体的に背景はぼやかしてロビンの愛用する鞄を前面に際立たせて強調しました。
鞄からは書類が飛び出していたり、映画に登場する赤い風船を鞄にとりつけたりしました。赤い風船を鞄に取り付けたのはロビンとプーがいつも一緒にいるということを表現したかったからです。
他にも、プーとロビンが遊んだ枝や、プーが大好きなはちみつを描いています。
こどもの頃に観ていたプーさんや100エーカーの森のなかまたちが今度は実写となってスクリーンで勢揃いします。
お話はファンタジーで、夢や希望、幸せを感じられる素晴らしい作品になっています。
映画をみればクリストファー・ロビンのようにプーやピグレット、ティガーたちと出会ってみたくなること間違いなし!
実際にいるはずはないけれど、本当にいるかのような錯覚になります。
ぜひ、映画を観てみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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