はじめに
みなさん、こんにちは、こんばんは。しもやんです。この記事を書いている日付は2019.6.30です。そろそろ夏ですね。もう夏かな。さてさて、夏といえば祭り。祭りといえば花火といった所でしょうか。
日本では毎年全国津々浦々花火大会が開催されていますよね。あの美しくも大きな花火を見ると誰しもが心を奪われることと存じます。
今回はそんな全国数多ある花火大会の中でも福井県・三国花火について皆様にご紹介しようかと思います。
私は2018年にこの花火大会に行ったのですがこんなに大きな花火大会は生まれて初めてでした。その感動が少しでも皆様に伝わるといいなと思います。
では、お目通しお願いいたします。
三国花火 概要
三国花火は北陸地方でも有名な大きな花火大会で毎年8月11日に福井県で開催されます。例年20万人ものお客様がいらっしゃるそうです。福井県の人口がおよそ80万人(2019年)ということを考えるとその規模の大きさが伺えると思います。
以下 wikiより引用です。
戦前から開催されている由緒ある花火大会で、毎年8月11日に三国海水浴場「サンセットビーチ」を舞台に開催され、最大2尺の打ち上げ花火をはじめ、仕掛け花火、スターマインなど、約7000発の花火が打ち上げられる。花火師は長野オリンピックでも打上を行なった長野にある花火店、伊那火工堀内煙火店が打上を行なっており、総勢30名の花火師が三国港突堤や水中花火船から作業を行っている。
この大会の名物は半円状の「水中花火」で、3台の水中花火船から火をつけた花火玉を花火師が直接海へ投げ込むことによって、水平線で半円になるようになっている。
有料観覧席は旅行代理店向けのみの販売となっていて、一般用は用意されていない。
なお2014年(平成26年)8月11日に予定されていた第34回大会は台風11号の接近による高波の影響で順延日の翌日を含め初の中止となったが、その後9月6日に開催された。
三国海水浴場での花火大会は戦前から存在しており、当時は私鉄の三国芦原電鉄(後の京福電気鉄道、現在のえちぜん鉄道)が運営している。当時の東尋坊口駅長、大久保政治は 「東尋坊口駅開設で海水浴シーズンの一ヶ月は多忙で、駅前に大テントが張られ、西側に氷水屋が並び各新聞社が行事を開催するなどにぎやかだった。花火大会やばけもの屋敷などもあった」と語っており、東尋坊口駅が開設された1932年(昭和7年)には既に開催されていたとみられる。しかし戦局の悪化に伴い、1944年(昭和19年)に三国 – 東尋坊口間が休止。各新聞社が開催していたイベントも相次いで休止となり花火大会などもなくなっていく[5]。終戦後は、戦争により中止されていた三国祭での山車奉納が8年ぶりに行われた1947年(昭和22年)に地元での花火大会が復活[5]。1951年(昭和26年)には7月8日の浜開きで花火大会を実施[6]、8月には三国海水浴場で連日イベント「みくに夏まつり」を初を開催、8月16日にはこの年2回目となる花火大会を行なっている[5]。その後は地元の商工会なども協力し1967年(昭和42年)まで続いたが、1968年(昭和43年)に会場の三国海水浴場付近に石油備蓄タンクが建設されたことにより、引火による爆発の危険性が生じて1980年(昭和55年)まで中止となる。石油備蓄タンクがなくなった1981年(昭和56年)より、民間の有志の方による実行委員会形式で大会が復活した。
- 1929年(昭和4年)
- 1月31日 芦原 – 三国町(現在の三国)間が開業。
- 1930年(昭和5年)
- 7月1日 三国神社駅開業。
- 1932年(昭和7年)
- 5月28日 電車三国(現在の三国) – 東尋坊口間が開業。この頃には既に花火大会を開催。
- 1942年(昭和17年)
- 8月1日 京福電気鉄道に合併。同社の三国芦原線となる。
- 1944年(昭和19年)
- 1月11日 電車三国 – 東尋坊口間が休止。
- 4月20日 三国神社駅休止。
- 10月11日 前日限りで休止された国鉄三国線を電化し、三国 – 三国港間が開業。電車三国駅を国鉄三国駅に統合。
- 1950年(昭和25年)ごろ
- この頃には既に復活している。
- 1968年(昭和43年)
- 会場付近に石油備蓄タンクが建設され、この年より安全上の理由で休止。
- 1981年(昭和56年)
- 8月 石油備蓄タンクがなくなり花火大会が復活、現在の形態へ。
- 2014年(平成26年)
- 8月11,12日 台風の影響で延期日も含めて34回目にして初の中止。
- 9月6日 再開催。有料席は取りやめとなる。
アクセス
三国花火公式HPより
北陸自動車、金津インターチェンジまたは加賀インターチェンジ、丸岡インターチェンジのご利用が便利です。
福井駅より三国方面へお越しになる場合には「えちぜん鉄道三国芦原線」をご利用くださいませ。
「加賀インター」よりお越しの方は、インターを降りて左折してください。国道305号線を北潟湖方向へ道なりに南進しますと三国方面へお越しいただけます。
「金津インター」よりお越しの方は、インターを降りて左折してください。インター左折後3つ目の信号を左折して道なりに西進すると、三国市街へお越しいただけます。また、信号を右折し国道305号線を北進、1つ目の信号を左折して道なりに西進すると、東尋坊方面へお越しいただけます。
「丸岡インター」よりお越しの方は、インターを降りて県道38号線を西進してください。国道8号線をくぐって右折し側道を通り、一本田交差点にて左折してください。JR北陸本線、越前鉄道を過ぎ、西長田交差点を右折して北進し、1つ目の交差点を左折して西進すると、三国方面へお越しいただけます。
上記は三国花火公式の案内です。
個人的なおすすめ(電車と自動車併用)
ここでは私の個人的なおすすめのアクセス方法をお話します。結論から申し上げますと、えちぜん鉄道と自動車を併用する方法です。どういうことかと言いますと、えちぜん鉄道の駅に車を停めてからえちぜん鉄道で「三国港駅」まで行くということです。
もし、当日車で会場まで向かうとすると非常に混み合いますし、自由が利かなくなってきます。それだけで窮屈さを感じることと思います。逆に電車のみですと駅周辺に住んでいないと利用が難しいと思います。
2018年に私が実際に赴いた方法をご紹介します。
・西長田ゆりの里駅の駐車場に車を停める(15時ごろ)
・西長田ゆりの里駅から、えちぜん鉄道に乗って三国港駅までいく
15時ごろなら駐車場もまだまだ空いていたのでおすすめです。遅くとも会場に着くのは16時になると思うので後述の方法で席を確保して会場周辺を散策するといいと思います。
席の取り方
さてさて、皆様。花火大会会場に着いたはいいですが、会場は人がいっぱいでどこに席を確保しようか迷ってしまうことと思います。昼頃には砂浜にはたくさんのレジャーシートがあります。
席を買う
最近、花火大会は映画館みたいに席を予約できる様になっています。事前に旅行代理店や公式HPなどから席を予約すれば安心して花火を鑑賞することができます。
私は当日の16時ごろに海の家で二人で4000円(うる覚えですが)程の席を買いました。花火の開始が19時30分なので席を確保してからゆっくりと出店や周辺を散策できたので非常に有意義に時間を過ごすことができました。
↑予約席です。
感想
日の入り
ではでは、席も確保し、焼きそばやジュース、かき氷を堪能し席について花火が始まるのを今か今かと待っていたところに絶景が突然やってきました。
それは日本海でしか見ることのできない「日の入り」です。あたりが静かに徐々に暗くなっていきながら太陽がスピードを上げて水面に沈んでいく。なんて幻想的なのでしょうか。この日の入りを見ただけでもサンセットビーチに赴いた価値があったと感じました。
↑徐々に静かに沈む夕日。だいたい10分でここまで沈みました。
花火
花火はもう、何もいうことありません。10,000発の花火が次々に放たれていきます。その間およそ60分。1分あたり166発。1秒あたり3発。これだけでもう凄さは伝わっていますよね。撮影した写真も少しだけお見せします。
↑花火です。言わずもがな美しい。迫力満点!
帰路・帰り方
この記事はここで終わりではないですよ。20万にも人が集まっているのですから帰りも大変です。実際に私が経験した帰路をお話します。
私は電車で来たので三国港駅から、えちぜん鉄道に乗って帰りました。意外と本数も多いのですぐに帰れるかと思ったら利用するお客さんが多くて約1 時間程並んでしまいました。
そこで電車を使って帰る皆さんにアドバイスです。
・電車に乗る前にトイレに行く
・花火が終わったらすぐに駅に向かう様に事前に段取りをしておく(ゴミ等)
上記に注意すればさほどストレスを感じることなく電車に乗ることができると思います。混んでいるのは仕方ないので諦めましょう。
↑三国港駅の時刻表です。
終わりに
今回は三国花火について書かせてもらいました。この花火大会に参加される方々の一助になれば良いなと思います。
私のおすすめ鑑賞方法をまとめます。
・アクセスは車+電車
・場所は席を買って確保
・帰りは段取りよく電車に乗る。1時間は並ぶ前提で。
となります。
三国花火は本当に綺麗です。特に綺麗なのは花火もですが、日の入りが観れることだと思いました。
日の入り→夜→花火
最高です。
皆様もぜひ足を運んでみてくださいね!
twitteもやってます。こちらもぜひよろしくお願いいたします。
本日は以上です。これからもよろしくです!