はじめに
みなさん、こんにちは、こんばんは。しもやんです。
皆さんは「今では私がおじいさん、孫にあげるのはもちろんヴェルタースオリジナル。なぜなら、彼もまた、特別な存在だからです。」という幸せな気持ちにしてくれるセリフに聞き覚えはありませんか。これは、「ヴェルタースオリジナル」というキャンディーのCMのセリフです。
このCMは何度も目にしたことがあるかと思いますが、実際に食べてみたことはあるでしょうか。今回は、この「ヴェルタースオリジナル」に焦点を当てていきたいと思います。なぜなら、このHPに来てくれた方達も特別な存在だからです。
ヴェルタースオリジナルとは
ヴェルタース オリジナル (Werther’s Original) は、ドイツのストーク社(日本では森永製菓)から発売されている飴菓子。同社は1903年に設立され、Werther’s Echteの名で1969年からキャンディーを販売している。
バターと生クリームを砂糖と水あめとともに煮詰め、冷やし固めたタフィーと呼ばれる伝統的な製法の菓子で、ドイツのヴェルター村で作られたことからその名前がついたとされる。甘くてクリーミィで素朴な味わいが印象的。食塩が入っているため、甘さの中に少し塩味がする。なお、一部の国ではキャラメルも販売されている。
Werther’s Originalの名称は、国際進出のために1990年代に採用されたもの。旧名 (Werther’s Echte) のEchteはドイツ語で「本物の」を意味する。
ヴェルタースオリジナル:じわじわくるCM:コピペ、セリフ
この項では、皆さんにCMを見ていただいてCMの魅力を感じ取っていただきたいと思います。
では、早速は幸せな気持ちにしてくれるCMをご覧ください。
いかがでしょうか。なんとも言えない幸せな気持ちになったでしょうか。このおじいさんのセリフがとっても綺麗な日本語でついつい同じセリフを発してしまいたくなりませんか。
CMのコピペ、セリフ、その魅力
せっかくなのでおじいさんのセリフを文字起こししてCMの魅力を紐解いていきましょう。
私のおじいさんがくれた初めてのキャンディー、それはヴェルタースオリジナルで私は4歳でした 。
その味は甘くてクリーミーで、こんな素晴らしいキャンディーを貰える私は きっと特別な存在なのだと感じました。
今では私がおじいさん、孫にあげるのはもちろんヴェルタースオリジナル 。
なぜなら、彼もまた、特別な存在だからです。
まず、このCMを見た時に「非常にわかりやすい話すスピード、わかりやすい単語」が魅力であると感じました。
話すスピードを考察するために文字数に着目していきます。この文章の文字数は152文字(漢字、句読点含む)です。一度、漢字を全て平仮名に変換し直して文字数を再計算してみます。
わたしのおじいさんがくれたはじめてのキャンディー、それはヴェルタースオリジナルでわたしはよんさいでした 。
そのあじはあまくてクリーミーで、こんなすばらしいキャンディーをもらえるわたしはきっととくべつなそんざいなのだとかんじました。
いまではわたしがおじいさん、まごにあげるのはもちろんヴェルタースオリジナル 。
なぜなら、かれもまた、とくべつなそんざいだからです。
再計算した結果は169文字(句読点含まない)です。これを30秒CMで話すとなると、1秒あたり5〜6文字程度になります。1分間で340文字程度。一般的にプレゼンテーションで聴きやすい速さの目安が1分で300文字程度といわれています。
この結果からこのCMはおじいさんの話すスピードが非常に聴きやすいので視聴者の耳に残りやすいと言えます。
では、視点を変えて単語(キーワード)に移ってみましょう。
このCMでは他ではなかなか耳にすることが少ない上に、リズミカルな単語、文章が散りばめられていることがポイントです(私の体験談)。
その単語、文章とは「ヴェルタースオリジナル」「甘くてクリーミー」「きっと特別な存在」「今では私がおじいさん」「彼もまた、特別な存在だからです。」です。
せっかくなので声に出してみてください。
「ヴェルタースオリジナル」
「甘くてクリーミー」
「きっと特別な存在」
「今では私がおじいさん」
「彼もまた、特別な存在だからです。」
どうでしょうか。リズミカルな単語・文章が並んでいますね。こういったオリジナリティあふれる単語や文章もこのCMの魅力を底上げしているのでしょう。
魅力的なCMまとめ
ここまで長々とCMについて語らせていただきました。なぜCMが魅力的かというと
①聴きやすい速さでの話し方
②オリジナリティ溢れるリズミカルな単語
がCMの特徴だからだと考えます。
もし、プレゼンテーションする機会があればこのCMのスピード感やキーワードを参考にしてみるといいのではないでしょうか。
皆さんの考えも教えてくださいね!
ヴェルタースオリジナル:レビュー、感想・味
この項では実際に購入して食べてみた感想や気づいた事、チェックポイントをご紹介します。
開封の儀
せっかくなので説明書きにも注目してみます。
昔ヴェルター村のグスタフ・ネーベルという菓子職人が、バター、生クリーム、砂糖、ひとつまみの塩で極上のキャンディを作りました。そのキャンディがあまりにもおいしかったので、村の名前をとって“ヴェルタースオリジナル”と名付けられました。
伝統的な製法で作られている、なめらかでクリーミーな味わいのキャンディは、今では世界中の人々に愛されています。
パッケージ説明書きより
「甘くてクリーミー」ではないところに突っ込み入れておきましょう。
味
甘くてクリーミーです。すこしショッパさを感じます。
とってもまろやかでこんなキャンディーを食べられる私はきっと特別な存在なのだと感じました。
値段
1袋200円です。1個あたり12円です。
こんなに美味しいのにこの値段で食べられる私はきっと特別な存在なのだと感じます。
ヴェルタースオリジナル:イラスト
せっかくなので今回は私がヴェルタースオリジナルのイラストを描いてみました。
・キャラメル味を背景の黄土色で表現しています。
・クリーミーなイメージと波のイメージを白色で筆を使って描きました。
・ほのかなショッパさを表現するために、塩を波しぶきで表現してみました。
おわりに
今回はヴェルタースオリジナルについて熱く語らせてもらいました。皆さんもぜひ一度食べてみてください。
一口食べてみると特別な存在とは何かわかるかと思います。
私も歳をとって孫ができたらヴェルタースオリジナルをあげたいなと思います。なぜなら、彼もまた、特別な存在だからです。
最後になりますが、このキャンディーに携わっていただいた全ての方々に感謝申し上げます。皆様の尽力のおかげて素晴らしい味を楽しめ、皆様に話題を提供することができました。今後とも美味しいキャンディーを作ってください。
おまけ
CMの11秒あたりをみてください。男の子はどうやってキャンディーを取り出しているのでしょうか。真似してみましたが、失敗しました。どなたかCMみたいにキャンディーを取り出す方法を教えてください。